この投稿は、『〜麻痺特化型自費リハビリ施設〜脳と脊髄リハビリ研究センター福岡』が、現在様々な神経疾患により麻痺を患い、本気で改善したいと思っている皆様へ、今後のリハビリのヒントとなる情報をお伝えします。
本日は、脳卒中後後遺症を患っている方にぜひ一度はご覧になっていただきたい書籍を2冊紹介します。
①奇跡の脳~脳科学者の脳が壊れたとき~
どんな内容?
脳卒中を患った脳科学者の体験
この本の主人公はジル・ボルト・テイラーという女性の神経解剖学者です。
ジルは元々脳の研究を専門に行う研究者で、統合失調症などの精神疾患患者と健常人の脳にはどのような違いがあるのかというのを研究していました。
しかし、ある朝彼女は強い頭痛と共に身体の異常を感じました。
思考は明晰なのに、身体はぎこちない感じ。手と腕が、同の動きと反対のリズムで前後に揺れ動くのを見ながら、私は正常な認知機能から、奇妙に切り離されるのを感じました。
身体は、浴室の壁で支えられていましたが、どこで自分が始まって終わっているのか、というからだの境界すらはっきり分からない…もうからだと他のものの区別がつかない。
奇跡の脳~脳科学者の脳が壊れた時~より引用
そう、彼女は脳卒中を患ってしまったのです。
その後、彼女は脳卒中の後遺症である麻痺を患ってしまうのですが、この書籍では脳科学者でありながら脳卒中を経験したジルが、脳卒中を患った瞬間からその後の状態(症状や回復過程など)を細かく記載してくれています。
またジルは、自分自身で考案したリハビリも行っておりそれによって最後には麻痺の改善も見られています。
もしいま現在、脳卒中後遺症の麻痺によってこの先の希望が見出せないと感じている方がいましたら、一度読んでみてはいかがでしょうか?
TEDにも登壇しています
実は、TEDにジル本人が登壇し、自身の脳卒中体験を話している動画あります。
リンクを貼っておくので、興味があればこちらもご覧になってみてください。
特に、腕や足の動きに注目してご覧ください。
一度、麻痺を患ったとは思えないほど滑らかにそして自由に動かせているのが分かると思います。
②脳卒中患者だった理学療法士が伝えたい、本当のこと
どんな内容?
この書籍は、脳卒中を患い片麻痺となった著者がその時の体験から、リハビリで身体が回復していくプロセスを細かく書いてくれています。
そういう意味では先ほどご紹介したジル・ボルト・テイラーさんの書籍と似ていますが、この書籍の1番の特徴は…
脳卒中を患った著者が、その後リハビリテーションに従事する理学療法士になったことです。
そのため、書籍の中でも患者様目線とセラピスト目線、両方から見える視点が表現されており非常にリアルで自分に引き寄せやすい内容となっております。
最後に
脳と脊髄リハビリ研究センターは麻痺の改善を全力でサポートします
当センターは現在、脳卒中後遺症をはじめとした様々な神経疾患によって患った“麻痺”で悩む皆様にリハビリサービスを提供しております。
「退院後したが、まだまだリハビリを続け麻痺を改善したい。」
「発症してからだいぶ時間が経過してしまったが、もう少し動かしやすくなりたい」
といった、麻痺の改善を強く希望される方はぜひ一度当センターへお越しください。
担当のセラピストが全力でサポート致します。